欧州銀行再編でイタリアが震源地——世界最古の商業銀モンテパスキが2行に同時買収提案
欧州銀行再編でイタリアが震源地——世界最古の商業銀モンテパスキが2行に同時買収提案
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ジャンル | 金融 |
| 日付 | 2026-08-22 |
| 元記事 | 日本経済新聞 |
要約
1472年設立の世界最古の商業銀行とされるイタリアのモンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ(モンテパスキ)が、ウニクレディトによる買収提案に対抗し、国内第2位インテーザ・サンパオロと国内第4位の銀行に同時買収提案をしかけた。欧州銀行業界ではNIM(純金利マージン)の縮小・規制強化・デジタル化対応コストの増大を受け、規模の経済を追求する合併再編の動きが加速している。イタリア発の連鎖的な買収合戦は欧州銀行連合の形成を促進する可能性がある一方、各国政府が重要インフラとして銀行業への外資参入を制限しようとするリスクもある。欧州統合深化と国家主権の間の緊張が金融セクターで可視化される局面として注目される。