外貨預金の伸びが過去最大4兆円——円安観測で「円からの資産分散」が加速
外貨預金の伸びが過去最大4兆円——円安観測で「円からの資産分散」が加速
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ジャンル | 金融 |
| 日付 | 2026-08-22 |
| 元記事 | 日本経済新聞 |
要約
2026年4〜6月期における国内銀行の外貨預金平均残高は約26兆1,000億円と前年同期から約4兆円増(18%増)を記録し、過去最大の伸び幅となった。日銀の調査によると、個人・企業ともに円の先安観を背景に資産分散の一環として外貨預金を急速に積み増す動きが広がっている。ドル高による円換算額の膨張効果を除いても実質的な資金流入が確認されており、外国為替市場において新たな円安圧力となる循環が生じている。日銀の利上げ観測が後退する中で円安・外貨投資の好循環が定着しつつある状況は、2023〜2025年の円安局面を通じた投資家の行動変容を反映したもので、中長期的な資産配分の構造変化として重要な統計だ。