信用金庫の債券含み損が3兆円超に拡大、超低金利時代の「負の遺産」が地域金融を直撃
信用金庫の債券含み損が3兆円超に拡大、超低金利時代の「負の遺産」が地域金融を直撃
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ジャンル | 金融 |
| 日付 | 2026-07-29 |
| 元記事 | 日本経済新聞 |
要約
日銀によると、信用金庫業界全体の保有債券の含み損は2026年3月期決算で3兆円を超え、前年比20%増となった。日本国債利回りの上昇が続く中、長期間にわたる超低金利期に積み上げた国債ポジションが一斉に評価損を計上している。自己資本比率が64%と業界最高水準の稚内信用金庫でさえ含み損が膨らみ、信金中央金庫からの資本支援を受ける事態となった。日本国内の地域金融インフラ全体にとって構造的なリスクとなっており、今後も金利上昇が続けば経営悪化する信金が続出する可能性がある。監督当局による早期是正の枠組みも問われる状況だ。