日銀・田村審議委員、次回利上げの到達点に「2%」を明示——高市政権との綱引き続く
日銀・田村審議委員、次回利上げの到達点に「2%」を明示——高市政権との綱引き続く
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ジャンル | 金融 |
| 日付 | 2026-06-28 |
| 元記事 | 日本経済新聞 |
要約
政策金利を1%に引き上げたばかりの日本銀行で、田村直樹審議委員が次の利上げサイクルの到達目標として政策金利「2%」を公式に示した。原油高を起点とするインフレ加速への警戒感が高まる中、田村委員は利上げペースの加速を訴えており、日銀内の引き締め派の急先鋒として注目される。一方で、高市早苗政権は景気への配慮から拙速な利上げに慎重な立場を維持しており、金融政策の独立性と政治的圧力の綱引きが続いている。市場では次回の利上げ時期が焦点となっており、円相場や国内長期金利への影響から内外の投資家が動向を注視している。日銀が4月に公表した「経済・物価情勢の展望」が引き続き利上げ判断の根拠として機能している。