日銀、国債買い入れ減額を停止——2027年4月から月2兆円で固定し市場安定を優先
日銀、国債買い入れ減額を停止——2027年4月から月2兆円で固定し市場安定を優先
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ジャンル | 金融 |
| 日付 | 2026-06-17 |
| 元記事 | 日本経済新聞 |
要約
日銀は6月16日の金融政策決定会合で、段階的に縮小してきた国債買い入れ額を2027年4月から月約2兆円で固定することを決めた。市場の安定と機能度のバランスを重視した措置であり、金利急騰リスクを低減する狙いがある。背景には、長期金利の上昇に警戒感を示す高市早苗政権との折衝がある。政府が強い財政政策を維持する中、日銀としては国債購入を一定規模維持することで金利上昇を抑制する余地を残しつつ、利上げを進める二段構えの戦略をとる。これは市場の安定を最優先とする姿勢への軸足の移動を意味しており、出口戦略の進捗が一時停滞するとの見方もある。