KPMGがAI導入推奨レポートに架空の事例研究を掲載していたことが発覚
KPMGがAI導入推奨レポートに架空の事例研究を掲載していたことが発覚
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ジャンル | AI |
| 日付 | 2026-06-15 |
| 元記事 | The Decoder |
要約
KPMGが顧客向けに公開した「Redefining excellence in the age of agentic AI」レポートに、UBS・英国NHS・スイス連邦鉄道・ロンドン交通局のAI導入事例として架空の内容が掲載されていたことが判明した。同レポートはすでに複数サイトから削除され、言及された各組織はいずれも内容を否定した。GPTZeroの調査では出典なし引用や実在しないソースへのリンクなど「Vibe citing」と呼ばれる杜撰な参照慣行が確認された。専門家は「二次幻覚」——著名機関がAI由来の誤情報を拡散するリスク——をAI普及期の新たな課題として警鐘を鳴らしている。自社が売り込むAI技術を正しく管理できないという皮肉が、業界全体の信頼性問題として注目されている。