Chromium 148以降のMath.tanhでOSフィンガープリントが可能に──ブラウザ経由で実行環境を特定
Chromium 148以降のMath.tanhでOSフィンガープリントが可能に──ブラウザ経由で実行環境を特定
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ジャンル | セキュリティ |
| 日付 | 2026-07-13 |
| 元記事 | Scrapfly |
要約
Chromium 148以降において、JavaScriptのMath.tanh()関数の計算結果が基盤OSによって微妙に異なることを利用したフィンガープリンティング手法が発見された。この差異はChromiumがOSネイティブの数学ライブラリに依存する実装変更によって生じており、Windows・macOS・Linuxそれぞれで異なる値が返されるため、ブラウザのみでユーザーの実行環境を識別することが可能になる。プライバシーを意識したユーザーがユーザーエージェント偽装などの対策を講じていても、OSレベルの数値演算の差異は隠蔽が困難であり、トラッキング対策の盲点となりうる。Hacker Newsで高評価を受けており、ブラウザベンダーによる対応が注目される。