米最高裁、スマートフォンの位置情報履歴にも憲法上のプライバシー保護が及ぶと判断
米最高裁、スマートフォンの位置情報履歴にも憲法上のプライバシー保護が及ぶと判断
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ジャンル | セキュリティ |
| 日付 | 2026-07-01 |
| 元記事 | SecurityWeek |
要約
米最高裁が6対3の多数決で、スマートフォンの位置情報履歴にも憲法上のプライバシー保護が及ぶとの判断を下した。発端は2019年のバージニア州銀行強盗事件で、警察がジオフェンス令状(特定地域内にあった全端末を特定する令状)を用いてOkello Chatrie被告を逮捕した事例だ。法廷意見を執筆したケーガン判事は、利用者がスマートフォンの位置情報機能を有効にしていても政府によるアクセスに対するプライバシー期待権は失われないと明示した。この判決はジオフェンス令状の活用を制限するものであり、デジタルプライバシー保護の観点から重要な意義を持つ。捜査機関にとっては今後、より限定的な令状取得が求められることになり、大量監視的な位置情報収集は実質的に制約される。