Linux 7.2がstrncpy APIを完全廃止——6年・360パッチに及ぶ移行作業が完了
Linux 7.2がstrncpy APIを完全廃止——6年・360パッチに及ぶ移行作業が完了
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ジャンル | その他IT |
| 日付 | 2026-06-21 |
| 元記事 | Phoronix |
要約
Linuxカーネル7.2において、長年の懸案であったstrncpy()APIが正式に廃止された。バッファオーバーフローやヌル終端なし文字列によるセキュリティ脆弱性の原因となってきたこのAPIの除去には、6年間にわたる作業と360件のパッチが必要だった。これはLinuxカーネルコードベース全体に深く根付いていた旧来API依存の根絶がいかに困難かを示している。代替としてはstrscpy()やstrtomem()などの安全な文字列処理APIが推奨される。カーネルセキュリティのハードニング施策の一環として評価されており、メモリ安全性向上の取り組みとして重要なマイルストーンだ。既存のカーネルモジュール・ドライバ開発者はstrncpy()使用箇所の見直しが求められる。