日銀が「適正体重」を模索——国債保有圧縮で金利急騰と円安のリスクに直面
日銀が「適正体重」を模索——国債保有圧縮で金利急騰と円安のリスクに直面
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ジャンル | 金融 |
| 日付 | 2026-06-21 |
| 元記事 | 日本経済新聞 |
要約
日本銀行は6月16日の金融政策決定会合で新たな国債購入計画を発表し、2027年度以降の購入ペース調整を示しつつバランスシート正常化路線を堅持する方針を明らかにした。異次元緩和で膨らんだ国債保有を圧縮する量的引き締め(QT)は、人間に例えれば「ダイエット」に相当する長期取り組みだ。しかし急激な国債減少は長期金利上昇を招くリスクがあり、一方で購入縮小が遅すぎれば円安圧力が続くというジレンマを抱える。「前門の金利急騰、後門の円安」という構図の中、日銀は2030年春頃を一つの目安として段階的な国債保有圧縮を進める見通しだ。金融市場参加者にとっては、日銀のQTペースが長期金利・為替の変動要因として重要な注視ポイントとなっている。